坂本デニム株式会社SDGs宣言

坂本デニム株式会社 は SDGs 宣言します。

4.質の高い教育をみんなに
1. 国際協力として、JICA主催の研修に協力し、中南米諸国の排水処理技術者を迎え、弊社排水処理施設の見学と「環境に配慮したものづくり」をテーマとした講義を行っている。
6.安全な水とトイレを世界中に
2. 社内で出る全ての廃水を社内処理しており、瀬戸内海水質規制に基づき廃水処理を行っている。そして私達は従来常識的に使用してきた洗浄薬品や温水を使わない事で、素材の負荷を低減し、環境に優しい染色方法で染めています。
6.安全な水とトイレを世界中に
3. 世界中で製品製造における薬品被害や工場排水等における水質汚染や土壌汚染が問題視される中、先進国日本として地球環境に配慮した「ものづくり」を提案しています。
6.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
4. ボイラー制御システムを導入し、使用量に応じたボイラー稼動を行うことでCO₂の低減に努めている。また社内で従業員の家庭から出る生ゴミをバイオ処理し、堆肥化し社内の花壇へ還元しています。焼却処理によるCO₂排出減に貢献し、更に社外へ推進している。
8.働きがいも経済成長も
5. 雇用については、全従業員の正社員化を実施し、全ての従業員を正社員として雇用している。また定年である 65 歳後も延長雇用を奨励し、年齢制限なく雇用機会を設けている。ターゲット 8,9 に関して福山デニムプロジェクトに参画し雇用創出や地方の文化振興等々を目指した事業も行っている。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
6. 国内外の企業と連携した技術革新を行っている。例えば害虫がつかないエコ素材である天然繊維カポックを糸として使用し、更にエコ染色システムで天然染料である藍を使用した最上級のエコデニム生地を開発・展開している。

令和 4年 5月 23日
坂本デニム株式会社
代表取締役社長 坂本量一

エコ染色システム さかもと染太郎
従来常識的に使用してきた洗浄薬品や温水を使わないことで、素材の負荷を低減し、環境に優しい染色方法で染めています
世界中で製品製造における薬品被害や工場排水等における水質汚染や土壌汚染が問題視される中、先進国日本として地球環境に配慮した「ものづくり」を提案します。
洗浄効果のある電解水を常温で使用
水に塩を溶かし電気分解することで、高い洗浄効果のある強アルカリ性電解水と、高い漂白・除菌・色止め効果のある強酸性電解水を生成します。

蒸気を使用しないことによるCO2の削減
洗浄効果のある電解水を常温で使用
洗浄工程で通常使用する化学洗浄薬剤を使用しない
洗浄工程で通常使用する化学洗浄薬剤を使用しない
蒸気の使用量を制御するボイラーシステム
6tの炉筒煙管ボイラー3基を撤去し、2tの貫流式ボイラー6基に更新しました。
必要に応じて稼働をコントロールし、大幅な重油使用量削減に成功しました。

CO2削減

リサイクルループ

自立循環型リサイクルループ

バイオ処理による汚泥の削減
社員及び地域の方々の家庭から出る生ごみを、排水汚泥と合わせてバイオ処理することによって汚泥を堆肥化し、汚泥排出を削減しました。
私たちは生ごみ処理を通じてリサイクルループの形成を推進し、地産地消・食育・処理エネルギーに及ぶ諸問題の対策に取り組みます。

排水汚泥の減容化

優れた排水処理

優れた排水処理
瀬戸内海の厳しい排水基準を満たした排水処理を自社で行い、水を自然に還しています。
国内クレジットの取得
【 排出削減事業の名称 】染色工場におけるボイラーの高効率化による CO2 排出削減事業
「国内クレジット制度」に基づく二酸化炭素排出削減事業において、6tの炉筒煙管ボイラー3基を撤去し、2tの貫流式ボイラー6基に更新し、平成20年8月19日~平成23年3月31日までの実績で700t-CO2の削減認証を受けました。
福山ブランド 認定
「福山ブランド」とは、福山の地域資源から生み出された産品、サービス、取組・活動等の中から特に優れたものを「福山ブランド」として認定・登録を行い、福山市内外へその魅力を発信することにより、魅力あふれる都市のイメージの確立、地域の産業及び取組・活動を活性化することを目的としています。私達が認定を受けた第1回では、180件の応募に対し10件が認定を受けました。
【 概 要 】オーガニックコットンの栽培、エコ染色システム導入によるエネルギーの削減、薬剤の低減など事業活動の中での環境に配慮した取組。
環境事業部を創設し、ものづくりの現場はもちろん、日々の業務の中で従業員の環境意識の強化にも取り組んでいます。

【 評価ポイント 】デニム業界では類を見ないエコアクション。製造工程の見直しや開発だけでなく、従業員が一丸となって環境への取り組みを行っている点も評価されています。